豊胸術、どの施術がベスト?
豊胸術は欧米では一番人気の施術です。非常に多く方が受けていますので、症例数の蓄積もあり、安全に受けていただける施術でしょう。
では、どのような施術がベストの施術なのでしょうか?これは、患者さんのご要望、状態に応じで変わってくるところです。一つ一つ解説していきます。
バックによる豊胸術
バックによる豊胸術は古くからおこなわれている施術です。挿入するシリコンバックの性能も上がってきています。近年はケラーファンネルというバック挿入器具により傷も3センチ程度の傷から挿入可能になっています。傷の位置に関してはわきの下の皺の部分、胸の下の溝の部分を選ぶことができます。
バックによる豊胸術の良い点
- かなり大きなサイズまで可能(2カップ以上はバックによる豊胸がお勧めです)
- 脂肪が取れないやせ型の人も可能
- もし元に戻したいときは完全抜去が可能
バックによる豊胸術の悪い点
- 三センチ程度の傷が必要
- やや触ると判ってしまう(特にやせ型の方)
といったところでしょうか。大きい胸ご希望の方はバックによる豊胸一択でしょう。バックサイズによって価格は変わらないですので、コストパフォーマンスとしてもよいと思います。
難しいのは脂肪が取れないやせ型の方です、バック豊胸になるのですが、やはりバックが触れてしまったりしてしまいます。場合によっては、少量でも採取してバックがわかってしまいそうな部分のみ脂肪注入して隠したりして対応します。これをハイブリッド豊胸と言います。
バック豊胸がお勧めの方
- しっかりお胸を大きくしたい方
- 長い持続性をご希望の方
脂肪注入による豊胸術
脂肪注入による豊胸術は、どこかから脂肪吸引してくる必要があります。そして、その脂肪を洗浄したり、濃縮したりしてお胸に注入していきます。
注入した脂肪はすべて生着するものではありません、少なく見積もって半分が生着すると思っていただいてよいでしょう。当院では生着率80%!と記載するクリニックもありますが、全く根拠がないと思っていいと思います。幹細胞による豊胸!というのも目覚ましい成績を残せているとは正直思いません。丁寧な施術と丁寧な注入に尽きると思いますが、やはり70%の生着を目指す程度でしょうか。
脂肪注入豊胸の良い点
- 傷が残らない(脂肪吸引の5ミリ程度の数か所の傷のみ)
- 触り心地が自然、ばれない
脂肪注入豊胸の悪い点
- 大幅なサイズアップは難しい(1CUP程度が限界)
- 脂肪が取れない方は施術できない
- 乳がん検診にやや影響する
- 元に戻すことはできない
何といっても脂肪注入豊胸の良いところは、自然な点、ばれない点です。 (豊胸術を行っているドクターでも触って判らないです) ただししっかり大きくというのは難しいかもしれません。
脂肪注入で大きなお胸希望の方は、数回に分けて脂肪注入することをお勧めしています。2CUP程度であれば2回の施術で可能でしょう。
ヒアルロン酸による豊胸術
手軽な施術として、ヒアルロン酸の豊胸があります。1~2年持続の豊胸用のヒアルロン酸を注入する施術です。30分程度で終わる手軽な施術です。
ヒアルロン酸豊胸の良い点
- ダウンタイムがほぼない
- ヒアルロニターゼで元に戻せる
ヒアルロン酸豊胸の悪い点
- 触り心地がやや硬い
- 1~2年で吸収される
その他に、アクアフィリングによる豊胸というのをあります。これは絶対に行ってはいけない施術です。健康被害が多発しています。非吸収性の注入材というのは肉芽腫、感染をいうリスクを一生涯負うことになります。