脇汗ボトックス・多汗症治療
- 脇汗ボトックス・多汗症治療とは
- 脇汗ボトックス・多汗症治療がおすすめの人
- 脇汗ボトックス・多汗症治療をおすすめできない人
- 脇汗ボトックス・多汗症治療のメリット・デメリット
- 十仁美容整形の脇汗ボトックス・多汗症治療について
- 施術の詳細
- リスク・副作用について
- ダウンタイムについて
- 施術の流れ
- 料金
- 脇汗ボトックス・多汗症治療の注意点
- 脇汗ボトックス・多汗症治療に関するよくある質問
脇汗ボトックス・多汗症治療とは
脇汗ボトックス・多汗症治療は、多汗症による汗染みやにおいを防止することを目的に、脇にボトックス注射を行う施術です。ボトックス注射では、ボツリヌストキシン製剤を使用します。ボツリヌストキシンは、発汗を促す役割を持つアセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑制し、過剰な汗の分泌を抑えます。
他の治療と比べて身体への負担が少なく、手軽に受けられる治療です。
メスを使わずに多汗症を一時的に改善
多汗症による汗は、エクリン腺という汗腺から分泌されます。このエクリン腺を除去することで多汗症の改善が期待できるのですが、メスで脇を切開しなければならないため、ダウンタイムや身体への負担を踏まえると気軽に受けられる治療ではありません。
脇汗ボトックス・多汗症治療は、メスを使わずに注射だけで汗の分泌を抑制できます。施術時間は5~10分程度と短く、3~4ヶ月は効果が持続します。定期的な施術が必要であるものの1回の治療の心身への負担が小さいため、長く続けやすいでしょう。
わきがの改善も期待できる
脇汗ボトックス・多汗症治療は、わきがの改善も期待できる施術です。わきがの原因となる汗は、アポクリン腺と呼ばれる汗腺から分泌されます。エクリン腺とアポクリン腺はどちらも表皮内に存在するため、浅いところに注射します。なお、脇毛があっても施術できるため、脇毛を剃る習慣がない方にも受けていただけます。
ダウンタイムがほとんどない
メスを使った治療では、傷が治るのに時間がかかるため、どうしてもダウンタイムが長くなります。仕事や学業への影響が大きいことから、手軽に受けられないとの声もみられます。脇汗ボトックス・多汗症治療にはダウンタイムがほとんどないため、生活に大きな影響が及ぶこともありません。また、副作用も注射部位の一時的な痛みや赤み、腫れ、筋肉痛などで済むため、よほど重い荷物を持つような仕事ではない限りは、仕事への影響もないでしょう。
脇汗ボトックス・多汗症治療がおすすめの人
- メスを使わずにわきがや多汗症を治療したい
- 制汗剤では対処しきれない、ケアが面倒
- 脇汗がにじんで目立つことに悩んでいる
脇汗ボトックス・多汗症治療をおすすめできない人
- わきがや多汗症を根本から治療したい
- 忙しいため定期的に通うのが難しい
脇汗ボトックス・多汗症治療のメリット・デメリット
脇に注射を打つことで汗の量を抑える事ができる脇ボトックス。
手術などの治療法に比べて手軽に治療を行えるため、近年では人気の高い治療法のひとつです。基本的にダウンタイムはなく、入浴も当日から可能です。
しかし治療を受ける前に脇ボトックスのデメリットやリスクを十分理解したうえで治療を始めることをお勧めいたします。
脇ボトックスは、注射を打つ際や、薬剤が体内に注入される際に痛みを伴います。
注射後は、まれに内出血を起こす場合がありますが、2週間以内で消失します。
脇ボトックスは、治療(注射)してその日に効果があらわれる訳ではありません。
2日~3日してから徐々に効果があらわれるもので、しっかりと効果を実感するには数週間かかる場合もあります。効果については、一度注射をすれば永久的に持続するものではありませんから、繰り返しの治療が必要です。
効果は4カ月~6カ月ほどしか持たないため、効果が切れると再び症状があらわれます。
症状を抑え、効果を持続させるためには継続的な治療が必要です。 また、脇ボトックスを打ち続けと「抗体」が体の中にでき、効果が薄れる可能性があります。必ず抗体ができるという訳ではありませんが、薬剤の注入量が多い、通常より施術回数が多いなどが原因で、抗体形成がされやすくなる場合があります。
しかし通常の使用量では抗体ができることはないと言われていますので、純度が高いものを使用し、注入量、回数を制限するなど、使用量と頻度を調整すれば抗体形成のリスクを下げることができます。
脇汗ボトックス・多汗症治療のメリット・効果について
- メスを使わずにわきがや多汗症を改善できる
- ダウンタイムがほとんどない
- コンプレックスを解消できる
脇汗ボトックス・多汗症治療はボツリヌストキシンによってアセチルコリンの働きを抑えることで、発汗を抑制します。従来のメスを使った方法と比べて身体への負担が少なく、外科手術を適用できない方も多汗症やわきがの悩みを解消できます。
脇汗ボトックス・多汗症治療の施術は比較的簡単で、通常は5~10分程度で完了します。施術後はほとんどの人が日常生活に戻ることができ、生活上の大きな制限もありません。仕事や学業に大きな影響が及ぶ心配もないため、施術日を決めやすいでしょう。
多汗症やわきがは、大きなコンプレックスになることがあります。精神的なストレスは交感神経を優位にして発汗を促すため、脇ボトックスを受けることで、ボツリヌストキシンによる発汗を抑える効果と、精神的なストレスの緩和による発汗の減少が期待できます。
脇汗ボトックス・多汗症治療のデメリット
- 効果を維持するには定期的な施術が必要
- 施術箇所に副作用が現れる場合がある
脇汗ボトックス・多汗症治療の効果の持続期間は6~8ヶ月程度です。その後は少しずつ効果が低下していきます。そのため、この日までに効果が出てほしい、大切なイベントを控えているため脇汗ボトックス・多汗症治療を受けたいといった場合は、施術日を逆算して決めることが大切です。また、効果を持続したい場合は数ヶ月に1回の頻度で施術が必要です。
脇汗ボトックス・多汗症治療は身体への負担が少ないものの、注射部位に痛みや腫れ、内出血などが現れる場合があります。日常生活に大きな支障はないものの、不快感によって精神的なストレスを感じる可能性があるため、大切なイベントの直前に受けることはおすすめできません。
十仁美容整形の脇汗ボトックス・多汗症治療について
十仁美容整形では、脇汗ボトックス・多汗症治療を受けて良かったと思っていただけるように次のこだわりを持って対応しております。
適切な箇所への適量の注入
十仁美容整形では、脇汗ボトックス・多汗症治療の効果が十分に現れるように、適切な箇所へ適量を注入するように努めております。また、事前のカウンセリングで患者さまのお悩みを十分にお伺いし、脇汗ボトックス・多汗症治療が適応となると判断できた場合にのみ行います。
脇汗ボトックス・多汗症治療は、ボツリヌストキシンによって汗の量を抑える治療のため、注入箇所や注入量に問題があると、十分な効果が期待できません。当院では、十分な技術を持つ医師が注入箇所や注入量を見極め、適切に治療を行うことを徹底しております。
必要に応じて手術をご提案
十仁美容整形では、ボトックス注射だけではなく反転剪除法や吸引法によるわきが・多汗症手術を行っております。反転剪除法は脇のしわに沿って1cm程度切開し、皮膚を剥がして反転させ、汗腺を目視で1つずつ丁寧に除去します。エクリン腺とアポクリン腺を取り除くため、発汗を一時的に抑える脇汗ボトックス・多汗症治療よりも長期的な効果が期待できます。
吸引法は、皮膚にあけた5㎜程度の穴からアポクリン腺を吸引し、においを減らす手術です。
当院ではよりも手術の方が適していると判断できた場合は、その理由も含めて患者さまにご提案しておりますので、どちらが適しているかわからない方もまずはお気軽にご相談ください。
信頼できるボツリヌストキシン製剤を使用
ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌に含まれるタンパク質の一種です。ボツリヌス菌には毒性がありますが、ボツリヌストキシンは毒性を含みません。しかし、身体に注入する成分であるため、安全性が高いボツリヌストキシン製剤を使用することが重要です。
当院では、安全性が確立しているボツリヌストキシン製剤のみを使用しておりますのでご安心ください。
施術の詳細
施術時間 | 5~10分 |
麻酔 | なし |
入院の必要 | なし |
術後の通院 | なし |
痛み | 注射針が刺さるときにチクッとした痛みが生じます |
腫れ | 注射部位が赤く腫れることがあります |
傷跡 | なし |
ダウンタイム | ほとんどありません |
シャワー・洗顔 | 当日より可能 |
メイク | 当日より可能 |
リスク・副作用 | ・内出血 ・痛み ・つっぱり感 ・熱感 ・赤み ・しこり |
リスク・副作用について
脇汗ボトックス治療は、過剰な汗を抑制する効果的な方法ですが、いくつかのリスクや副作用が伴います。治療後には、注射部位に内出血や痛みが生じることがあり、これらは通常数日以内に改善します。また、注射後に皮膚がつっぱる感覚や軽い熱感、赤みが現れることがありますが、これらの症状も一時的なものです。稀に、しこりが形成される場合もありますが、これは通常時間とともに解消されます。
当クリニックでは、患者様の安全と快適性を最優先に考え、治療前の詳細なカウンセリングを行い、個々の状態に合わせた適切な注入量を決定しています。また、最新の技術と高品質の材料を使用し、副作用のリスクを最小限に抑えております。治療後に予期せぬ症状が現れた場合は、直ちに当クリニックまでご連絡ください。私たちは患者様の安全と満足を確保するために、迅速かつ適切な対応を心がけております。
ダウンタイムについて
脇汗のボトックス治療の大きな魅力の一つは、ダウンタイムがほぼ無いことです。治療後すぐに日常生活に戻ることが可能で、特別な回復期間を設ける必要はありません。
治療直後、一時的に脇の下に小さな膨らみや凸凹が見られることがあります。これは注入されたボトックス製剤が皮膚下で一時的に膨らむためで、通常は1時間以内に自然と吸収され、目立たなくなります。注射部位に赤みや軽度の腫れが生じることもありますが、これらの症状は大抵、数時間で自然に消失します。
治療後の特別な注意点としては、注射直後1時間は激しい運動や重い物を持つなどの肉体的な負担を避けることが推奨されます。しかし、シャワーや入浴は治療当日から可能で、日常生活への影響は最小限です。飲酒に関しても、治療翌日からは問題ありません。
施術の流れ
ご来院・カルテ記入
ご来院後、カルテに必要事項をご記入いただきます。
カウンセリング&デザイン
お悩みをお伺いし、脇汗ボトックス・多汗症治療が適応となると判断できた場合は施術方法について詳しくご説明いたします。同意をいただきましたら、脇汗ボトックス・多汗症治療を行う部分にデザインを施します。汗の量やにおいの質、強さなどによって重度と判断した場合は、反転剪除法や吸引法をご提案する場合があります。
施術
脇にボトックス注射を行います。
術後注意説明
施術後に生活上の注意点やアフターケアなどについてご説明いたします。
料金
料金
脇ボトックス | 料 金 |
---|---|
ボツリヌス注射 ※使用量により価格が変わります |
66,000円~110,000円 |
- ※本サイトの価格は全て税込表示です。
脇汗ボトックス・多汗症治療の注意点
脇汗ボトックス・多汗症治療を受けられない人
- 妊娠中、授乳中の方
- 神経や筋肉に疾患がある方
- ボツリヌストキシンにアレルギーがある方
施術前後の注意点(ダウンタイム中の過ごし方)
- ボツリヌストキシンは熱に弱いため、当日から3日間は激しい運動や長時間の入浴、サウナを控えてください
- 注射箇所はこすらないようにしてください
脇汗ボトックス・多汗症治療に関するよくある質問
わきボトックス注射の効果はどのくらい続きますか?
一般的に、効果は6~8ヶ月程度続きます。ただし、効果の持続期間には個人差があります。なお、1ヶ月の間隔をあけて再度注射できるため、忙しくて受診が難しい時期を避けて早めに施術を受けるのも1つの方法です。
わきボトックス注射は痛いですか?
極細の針を使用するため、一般的な注射と比較して痛みは少ないでしょう。また、皮膚の浅い部分に注射することも痛みが少ない理由の1つです。ただし、20ヶ所ほど注射するため、精神的な負担は一般的な注射よりも大きい可能性があります。
日常生活に支障はありませんか?
わきボトックス注射後には、軽い筋肉痛のような症状が現れる場合もありますが、ほとんどの場合は数日で改善します。日常生活に支障をきたすことは、通常はありません。
脇汗ボトックス・多汗症治療のダウンタイムはどれぐらいですか?
脇汗ボトックス・多汗症治療のダウンタイムはほとんどありません。患部が少し腫れることがありますが、通常2~3時間程度で落ち着きます。また、シャワーや入浴も施術当日から可能です。
脇汗ボトックス・多汗症治療に即効性はありますか?
脇汗ボトックス・多汗症治療の効果は、注射直後に現れるものではありません。注射後2~3日後から徐々に効果が現れ、数週間で効果が最も高くなります。そのため、効果が現れてほしい日がある場合は、逆算して施術日を決めることが大切です。
脇ボトックスを打ち続けると抗体ができて効果が薄れると聞いたのですが本当ですか?
脇ボトックスを打ち続けることで、ボトックスに対する「抗体」できて、効果が現れにくくなる場合があります。これを「抗体形成」といい、初めて治療を受けたときと比べて効果が現れるのが遅くなるだけではなく、効果の持続期間が短くなります。
ただし、抗体ができるかどうかには個人差があります。ボツリヌストキシン製剤の注入量が多い、施術回数が多いなどの要因で抗体が形成されやすくなるため、過度な施術は避けた方がよいでしょう。
脇汗ボトックス・多汗症治療で失敗することはありますか?
脇汗ボトックス・多汗症治療の代表的な失敗例は、施術後に効果を感じられないケースです。脇汗ボトックス・多汗症治療は失敗することは少ないものの、医師の技術力や使用する薬剤によっては効果が低下する可能性があります。例えば、注入する薬剤の分量が少ない、注入する部位が深すぎるといった場合は、十分な効果を得られません。
脇汗ボトックス・多汗症治療で多汗症・わきが完治できますか?
脇汗ボトックス・多汗症治療はあくまでも一時的に汗の量を抑える治療です。アポクリン腺やエクリン腺を除去するわけではないため、多汗症やわきがを根本的に治すことはできません。汗の量を抑えて夏に気兼ねなく外出したい、汗染みを抑えたいといった悩みは脇汗ボトックス・多汗症治療で解消できる可能性があります。
脇汗ボトックス・多汗症治療では何ヶ所に注射するのですか?
針を刺す場所をマーキングし、その印に従って注射します。通常、片脇で約15〜20ヶ所程度です。それでも処置時間は5〜10分ほどで済むため、忙しい方にも受けていただきやすいでしょう。注射箇所の範囲については個人差がありますので、詳しくは担当の医師にご相談ください。
脇汗ボトックス・多汗症治療は安全ですか?
脇汗ボトックス・多汗症治療は安全性が高いですが、十分な技術を持つ医師による正確な注入が必要です。そのため、脇汗ボトックス・多汗症治療の実績が豊富、カウンセリングが丁寧、質問にもしっかりと答えてくれるなど、さまざまな項目を確認したうえで医師を選びましょう。
脇汗ボトックス・多汗症治療の副作用はありますか?
脇汗ボトックス・多汗症治療の主な副作用は注射部位の痛み、内出血、注射部位の腫れなどです。まれにアレルギー反応や一時的な筋力低下が起きる場合がありますが、その多くは軽度とされています。
脇汗ボトックス・多汗症治療には時間がかかりますか?
脇汗ボトックス・多汗症治療にかかる時間は15分程度です。ただし、注射範囲によって異なります。
脇汗ボトックス・多汗症治療は妊娠中や授乳中でも受けられますか?
妊娠中・授乳中は受けていただけません。これは、胎児や母乳の成分に与える影響が不明なためです。妊娠・授乳が終了してから治療を受けることをおすすめします。
脇汗ボトックス・多汗症治療を受ける前に注意すべきことはありますか?
過去にボトックス注射でアレルギー反応が現れた方は、必ず医師に伝えてください。また、服用中の薬剤や病歴についても正確に伝えることが大切です。不明点や疑問点がある場合は医師に遠慮なく質問し、納得したうえで治療を受けましょう。
脇ボトックスの注入後に特別なケアは必要ですか?
脇ボトックスの注入後に特別なケアは必要ありません。ただし、注射部位の摩擦は避けてください。