豊胸バッグ除去
豊胸バッグ除去とは
豊胸バッグの除去とは、豊胸術で挿入した豊胸バッグ(シリコンバッグ・インプラント)を取り除く施術のことです。基本的に豊胸バッグにトラブル等がなければ除去する必要はありませんが、除去したほうが良いケースもあるため、ご自身のお胸の状態を見ながら施術をご検討ください。
豊胸バッグで起こりやすいトラブル
- 見た目が不自然で触り心地も硬い
- バストにシワができてしまう
- 寝転んだときにバストが横に流れず不自然に見える
- パートナーにバレてしまう
- いつかトラブルが起きるかも・・・と不安になってしまう
- 豊胸バッグが破損してしまう
- カプセル拘縮(被膜拘縮)を起こしてしまう
- 胸に力を入れると盛り上がったたくましいバストに見える
- アンダーバストの位置がズレてしまう
- バストに左右差ができてしまう
豊胸バッグによる豊胸(人工乳腺法)にはさまざまなトラブルが起こる可能性があります。上記のような理由から豊胸バッグの除去を検討される方が多いため、当てはまる項目がある方は一度当院までご相談ください。
豊胸バッグの除去が必要なケース
豊胸バッグの除去が必要なケースは主に5つあります。下記に当てはまる場合は早めに当院までご相談ください。
カプセル拘縮が起こっている場合
豊胸バッグを挿入することで「カプセル拘縮」が起こる可能性があります。豊胸バッグを挿入すると、バッグが異物として認識され、周囲に薄い膜(被膜)が作られてしまいます。豊胸バッグ周辺に被膜ができること自体は通常の反応ですが、何らかの影響で被膜が厚くなり、バストの形が不自然になったり硬くなったりすることをカプセル拘縮と呼びます。
カプセル拘縮はマッサージなどである程度改善が期待できますが、症状が進行している場合は豊胸バッグの除去が必要となります。バストに左右差がある、凸凹している、柔らかさが失われているといった場合はカプセル拘縮を起こしている可能性があるため、早めにクリニックを受診するようにしましょう。
豊胸バッグが破損している場合
が加わると破損してしまい、中身が出てくる可能性があります。豊胸バッグには生理食塩水や柔らかいシリコン素材(コヒーシブシリコン)が入っており、生理食塩水は体内に吸収されますが、シリコンは体内には吸収されずその場にとどまってしまいます。シリコンがバスト内に残ることで炎症を起こす可能性があり、悪化すると乳腺に影響する場合もあるため早めに除去する必要があるのです。バストが小さくなった、左右差ができた、痛みや違和感があるといった場合は早めにクリニックで相談しましょう。
なお、フランスのPIP社製の豊胸バッグは破裂の危険性があるため、破裂の兆候等がなくても除去するか半年ごとに超音波等で経過観察するように注意喚起されています。日本では未承認の豊胸バッグですが、医師が直接フランスから輸入していた可能性があるため、不安な方は早めにクリニックでご相談ください。
見た目や触り心地が不自然で満足できていない場合
豊胸バッグにトラブルがなくても、見た目や触り心地に満足できていない場合は除去を検討してもよいでしょう。時間が経つとライフスタイルや体型、好みは変わるため、施術からある程度経過してから除去を希望される方は多いです。また、施術後すぐに除去を希望される方もいらっしゃいます。豊胸バッグの除去を希望される理由はさまざまですが、異物を体内に入れていることがストレスで除去される方もいらっしゃいますし、今後トラブルが起こるかもしれないと不安で除去される方もいらっしゃいます。少しでもネガティブな気持ちになってしまう方や、理想の仕上がりにならなかったとお悩みの方は、まずはお気軽に当院の無料カウンセリングまでご相談ください。患者様のご希望によっては豊胸バッグの除去だけでなく、他の豊胸術のご提案もさせていただきます。
豊胸バッグを挿入してから10年以上経過している場合
豊胸バッグの使用期限は約10年といわれています。基本的に豊胸バッグにトラブルがなければ除去の必要はなく、現在使用されている豊胸バッグは質が高いため破損の可能性はそれほど高くありません。しかし、10数年前に使用されていたジェル状の豊胸バッグは劣化して破損する可能性があるため、10年以上前に施術を受けられた方でバストの左右差や硬さなどの違和感がある方は一度クリニックで相談してみましょう。豊胸バッグの破損等はエコー検査で確認が可能なため、定期的に検査を受けることも重要です。
別の豊胸術を受けたい場合
脂肪注入やヒアルロン酸注入など、他の方法で豊胸術を受けたくなった場合にも豊胸バッグの除去が必要です。豊胸バッグによる豊胸は2カップ以上のバストアップが期待できますが、見た目や触り心地に違和感を覚える場合もあります。対して脂肪注入はご自身の脂肪を注入するため見た目や触り心地が自然で拒絶反応などのリスクも低いのが特徴です。また、ヒアルロン酸注入であれば短時間で施術を受けることができます。
豊胸術にはそれぞれ異なるメリットがあるため、患者様のお悩みやご希望に合わせた施術方法をご提案いたします。豊胸バッグを除去した後他の豊胸術を検討されている方は、まずはお気軽に当院の無料カウンセリングまでご相談ください。
十仁美容整形で受けられる3つの豊胸術
ヒアルロン酸注入 | 脂肪注入 | シリコンバッグ挿入 | |
---|---|---|---|
施術方法 | ジェル状のヒアルロン酸をバストに注入し、大きさや形を整える20~45分程度 | ご自身の脂肪を太ももなどから採取しバストに注入する | シリコンバッグを挿入してバストを大きくする |
効果の持続期間 | 1年程度 | 半永久的 | 半永久的 |
おすすめの人 | ・バストを少しだけ大きくしたい人 ・バストの形や大きさを細かくデザインしたい人 ・メスを使った手術に抵抗がある人 | ・1カップ以上大きくしたい人 ・見た目や触り心地にこだわりたい人 ・アレルギー等のリスクの低い豊胸術を受けたい人 ・長期間の効果が欲しい人 ・メスを使った手術に抵抗がある人 | ・2カップ以上大きくしたい人 ・巨乳になりたい人 ・痩せ型で脂肪が少ない人 ・長期間の効果が欲しい人 |
当院でお受けいただける3つの豊胸術についてお伝えします。施術方法や効果の持続期間、メリットやデメリットが異なりますので、ご自身に合った方法を見つけてください。
ヒアルロン酸注入による豊胸術
ヒアルロン酸による豊胸術では、ジェル状のヒアルロン酸をバストに注入することでサイズや形を整えます。注射のみの施術となるため施術時間が短く、他の施術に比べるとダウンタイムが少ないのも特徴です。また、谷間を作りたい、全体的に大きくしたい、バスト上部にボリュームを持たせたいなど、細かい要望に答えられるのもヒアルロン酸豊胸の魅力といえます。ただし、ヒアルロン酸は注入できる量に制限があるため劇的な効果は望めません。大きさを重視されるなら豊胸バッグによる豊胸術がおすすめです。
脂肪注入による豊胸術
脂肪注入による豊胸術では、太ももなどからご自身の脂肪を採取しバストに注入します。ご自身の脂肪を用いることからアレルギーや拒絶反応などが起こりにくく、比較的安全性の高い施術といえます。また、見た目や触り心地も良く、自然な仕上がりになるのも特徴です。注入した脂肪は全てが定着するわけではありませんが、定着した脂肪がなくなることはないため長期間の効果が期待できます。見た目にも触り心地にもこだわりたい方には脂肪注入による豊胸術がおすすめです。
豊胸バッグによる豊胸術
豊胸バッグによる豊胸術は、とにかくバストを大きくしたい方におすすめです。ご希望のサイズの豊胸バッグを挿入できるため、バストを2カップ以上大きくすることもできます。また、豊胸バッグはトラブルがなければ基本的に除去の必要がないため、入れている限り効果が持続するのも特徴です。ただし、経年劣化は避けられないため、定期的に検査を受け豊胸バッグの状態を確認するようにしましょう。
〜十仁美容整形の歴史と実績について〜
当院は日本の美容医療のパイオニアとして歴史を積み重ねてきたクリニックです。初代院長が日本の美容医療の普及に尽力し、戦後から美容整形外科を含む総合病院として診療を開始しました。歴史を重ねるだけでなく常に新しい技術を取り入れ、患者様にとって最適だと考えられる治療をご提供しております。美容医療分野のパイオニアとして施術を行う当院の技術をぜひ体感してください。
施術の詳細
施術時間 | 片方40分程度 |
麻酔 | 使用 |
入院の必要 | 不要 |
術後の通院 | 必要 2~3日後:ガーゼ交換 7~10日後:抜糸 2週間後:診察 1ヶ月後:診察 以後1~2ヶ月ごと:診察 |
痛み | 施術中は麻酔が効いているため痛みはほとんど感じませんが、術後4〜5時間で麻酔が切れ痛みが出てきます。処方する痛み止めと坐薬を服用してください。 施術後2〜3日はズキズキとした痛みが強く出ますが、1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。 |
腫れ | 1〜2週間ほどで落ち着いていきます。 |
傷跡 | 施術後3ヶ月ほどで赤みが消え白い筋のようになります。乳房の下のシワに沿って切開するため傷跡はほとんど目立ちません。 傷跡の完治の目安は施術後3ヶ月ほどです。(個人差があります) |
シャワー | 施術部位を濡らさなければ施術翌日からシャワーが可能です。 |
リスク・副作用について
- 腫れ
- 内出血
- 痛み
- むくみ
- 違和感
- 感染症
ダウンタイムについて
- 腫れ、内出血、痛み、むくみ、違和感:1〜2週間ほど
施術の流れ
(1)ご来院・カルテ記入
(2)ドクター診察
(3)カウンセリング&デザイン
(4)麻酔
(5)施術
(6)術後注意説明
料金
料金
豊胸バッグ除去 | 料 金 |
---|---|
シリコンバッグ除去(当院) | 572,000円~792,000円 破裂:792,000円~1,012,000円 |
シリコンバッグ除去(他院) | 792,000円~1,012,000円 破裂:1,122,000円~1,342,000円 |
- ※本サイトの価格は全て税込表示です。
豊胸バッグ除去の注意点
豊胸バッグ除去を受けられない人
- 妊娠中、妊娠の可能性がある方
- 施術部位に皮膚疾患のある方
- アレルギー体質の方
- 麻酔でショックを起こしたことのある方
施術前後の注意点
- 飲酒は1週間ほど控えてください。
- うつ伏せ寝、激しい運動は1ヶ月ほど控えてください。
- 湯船での入浴は抜糸の翌日からしていただけますが、内出血が強く出ている場合は長時間の入浴を控えてください。
豊胸バッグ除去に関するよくある質問
豊胸バッグの除去は保険適用されますか?
豊胸バッグの除去や挿入は保険適用外です。あらかじめご了承ください。
豊胸バッグが破損したらどのような症状が現れますか?
豊胸バッグが破損すると、バストの大きさや形に変化が生じ、左右差ができたり、痛みや違和感が出たりとさまざまな症状が現れます。しかし、自覚症状が現れない場合もあるため、定期的にエコー検査などを受け豊胸バッグの状態を確認することが重要です。
豊胸バッグを除去すると胸は垂れるのでしょうか?
豊胸バッグを除去するとその分胸は小さくなってしまいます。胸の大きさをキープしながら豊胸バッグを除去したい場合は、豊胸バッグの入れ替えや他の豊胸術(脂肪注入・ヒアルロン酸注入)を受けることをおすすめします。
豊胸バッグを除去しないとマンモグラフィ(レントゲン)は受けられませんか?
豊胸バッグが入っているとマンモグラフィ(レントゲン)が受けられない可能性があります。マンモグラフィは乳がん検査で用いられるレントゲン検査で、バストを板で挟み強く圧迫します。外から強い力が加わるため豊胸バッグの破損に繋がる可能性があり、病院によっては断られるケースがあるのです。なお、CTやMRI検査は問題なくお受けいただけます。
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