糸リフト(スレッドリフト)
- 糸リフト(スレッドリフト)とは
- 糸リフト(スレッドリフト)がおすすめの人
- 糸リフト(スレッドリフト)をおすすめできない人
- 糸リフト(スレッドリフト)のメリット・デメリット
- 十仁美容整形の糸リフト(スレッドリフト)について
- 十仁美容整形の糸リフト(スレッドリフト)の症例写真
- 施術の詳細
- 施術の流れ
- 料金
- 糸リフト(スレッドリフト)の注意点
- 糸リフト(スレッドリフト)に関するよくある質問
糸リフト(スレッドリフト)とは
糸リフトは、特殊な糸を皮膚に挿入し、土台から持ち上げることでたるみやしわを改善する施術です。糸リフトの特徴や仕組みなどについて詳しく解説します。
糸リフトはたるみやしわを改善する施術
糸リフトは、肌の年齢サインであるたるみやしわを改善する施術です。しわやたるみの治療には、注入治療や切開する治療などがあります。注入治療は数ヶ月で効果が低下し、切開する治療ではダウンタイムが長くなります。
糸リフトは糸を用いて土台から肌を持ち上げる仕組みであり、注入治療と比べて効果の持続期間が長く、それでいてダウンタイムを抑えることができます。たるみやしわが多いと、実年齢よりも老けて見えてしまい、コンプレックスを抱えることも少なくありません。
糸リフトで肌を土台から支え、たるみやしわが少ない若々しい見た目へと導くことができます。
糸が吸収されてからもリフティング効果が続く
糸リフトは、単に糸で肌を土台から持ち上げるだけの治療ではありません。糸を挿入した周りでは線維芽細胞が活性化し、肌の弾力に関わるコラーゲンやエラスチンの生産が増加します。コラーゲンやエラスチンの生成が促されることで肌のリフトアップ効果が持続するとともに、たるみ毛穴の改善も期待できます。
この効果は糸が吸収されてからも続くため、吸収されたら即座にたるみやしわが元に戻るわけではありません。使用する糸はもちろん人体に影響がないもののため、安心して施術を受けることができます。また、抜糸のために通院する必要もないため、忙しい方にもおすすめの治療です。
溶ける糸と溶けない糸の違い
糸リフトに使用する糸には、「溶ける糸」と「溶けない糸」があります。溶けない糸の方が効果が高いように思えるかもしれませんが、実際には老化が進んだ際に皮膚が薄くなることで糸が目立つようになったり引きつれが生じたりするため、当院では溶ける糸を使用しております。
体内に糸が残らないため、感染が起きて糸の除去が必要になる心配もありません。
糸リフト(スレッドリフト)がおすすめの人
- 頬や顎のたるみやしわが気になる
- シャープなフェイスラインを手に入れたい
- ほうれい線やマリオネットラインが気になる
- 肌の弾力が低下している
- メスを使った施術は受けたくない
糸リフト(スレッドリフト)をおすすめできない人
- たるみやしわが重度の方
- 出血傾向や感染症のある方
- 糸を埋め込む部位の皮膚に問題がある方
たるみやしわが重度かどうかはご自身で判断することが難しいかと思います。実際に、糸リフトの適用が難しいと思っていたら、実際には適用できたとのケースもあります。仮に糸リフトを適用できなかったとしても、当院ではさまざまな治療法をご用意しておりますので、たるみやしわにお悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。
糸リフト(スレッドリフト)のメリット・デメリット
糸リフト(スレッドリフト)は、特殊な糸を挿入して引き上げることで頬や顎のたるみやしわを改善する施術です。メスを使わないため、ダウンタイムや副作用、リスクなどを抑えることができる一方で、いくつかのデメリットもあります。
施術を受ける際は、次のメリットとデメリットを理解しておきましょう。
糸リフト(スレッドリフト)のメリット
- 手術時間が比較的短い
- 糸が残ることによる感染のリスクがない
- 施術後すぐに効果が現れる
- コラーゲンやエラスチンが増加してハリが持続する
- ダウンタイムが短い
- 入院の必要がない
糸リフトは切開する方法と比べて手術時間が短いため、忙しい方にも受けていただきやすい治療法です。また、溶ける糸を使用するため、体内に残った糸が感染源となる心配はありません。感染が生じた場合、糸を取り除く処置が必要になるため、たるみやしわが元に戻る恐れがあります。
そのほか、糸で皮膚を物理的に引き上げることでリフトアップ効果をもたらすため、施術後すぐに頬や顎のたるみやしわが改善することもメリットです。そして、糸が溶けるときに線維芽細胞が活性してコラーゲンやエラスチンが増加するため、肌本来のハリや弾力が高まる点も他の治療法とは異なるところです。
このように、効果や持続性に優れて入るうえに、糸リフトはメスを使用する施術と比べて肌への影響が小さいため、施術後の腫れや内出血も比較的軽度で済みます。入院の必要もないため、仕事や学校に大きな影響が及ぶ心配もほとんどありません。
糸リフト(スレッドリフト)のデメリット
- 効果の維持には定期的な施術が必要
- 重度のたるみやしわには十分な効果が期待できない
- リスクと合併症の可能性がゼロではない
- 左右差が出る可能性がある
糸リフトで使用する糸は自然に溶けるうえに、コラーゲンやエラスチンの生成が促された状況は永久に続くわけではありません。そのため、効果を維持するには3年に1回程度の定期的な施術が必要です。
また、糸リフトは軽度から中程度のたるみに対して効果的ですが、重度のたるみには適していません。重度の皮膚たるみを改善するには、切開する方法の方が向いているでしょう。
これは、どのような美容治療にも言えることですが、リスクと合併症の可能性に留意が必要です。糸リフトのリスクは、糸の移動、感染症、糸の断裂などです。また、アレルギー反応や拒否反応が起こる可能性もあります。手術前には医師との相談を行い、リスクや合併症について理解することが重要です。
また、糸を挿入した位置や引き上げ方などの影響で左右差が生じる可能性があります。原因は、事前のカウンセリング不足や技量の問題などです。当院では、経験豊富な医師が入念なカウンセリングを行ったうえで丁寧かつ的確に施術しております。
十仁美容整形の糸リフト(スレッドリフト)について
十仁美容整形では、糸リフト(スレッドリフト)を受けて良かったと思っていただけるように、次のようなこだわりの元で施術しております。
患者様に最適と考えられる糸を使用
糸リフトに使用する糸には、さまざまな種類があります。当院では、しわやたるみの状態や患者様の年齢、脂肪量、骨格などさまざまな要素を踏まえて、最適と考えられる糸を使用しております。
入念なカウンセリング・デザインで左右差のない仕上がりを実現
糸リフトは人の手で行う施術のため、どうしても左右差が生じます。しかし、医師の技術や経験、工夫によって、見た目では左右差がわからない状態に仕上げることは可能です。当院では、事前の入念なカウンセリングとデザインによって、なるべく左右差がない仕上がりを目指しております。
他の治療との組み合わせもご提案
糸リフトで顎や頬のしわやたるみを解消しても、額や目元などの年齢サインが目立つ場合があります。より若々しい印象を与えたい場合は、他の治療と組み合わせることが有効です。
入念なカウンセリングで患者様のお悩みやご希望をお伺いし、最適と考えられる施術をご提案いたします。
施術の詳細
施術時間 | 10分~20分程度 |
麻酔 | 局所麻酔・麻酔クリーム |
入院の必要 | なし |
術後の通院 | なし |
痛み | 麻酔を使用するため、強い痛みを感じることは通常はありません。 |
腫れ | 施術の翌日~3日目をピークに次第におさまります。 |
傷跡 | 大きな傷跡は残りませんが、小さな点状の傷跡ができます。 |
ダウンタイム | ・引きつった感覚になることがありますが、通常1週間程度で改善します。 ・腫れや内出血は通常1〜3日で落ち着きますが、完全におさまるまでには1週間程度かかることもあります。 |
シャワー・洗顔 | 洗顔・シャワーは施術翌日から可能です。患部はお湯で流す程度にして、石けんの泡などをつけないようにしてください。 入浴は、腫れがある程度落ち着いてからとなります。 |
メイク | 翌日から可能です。 |
リスク・副作用 | ・糸の種類によっては糸を挿入したところがへこむことがありますが、通常は1週間程度で改善します。 ・頬が突っ張って口が開きにくくなることがありますが、通常2週間程度で改善します。 |
施術の流れ
ご来院・カルテ記入
ご来院後、カルテに必要事項をご記入いただきます。
カウンセリング&デザイン
患者様のお悩みやご希望を詳しくお伺いし、糸リフトが適応となるかどうか判断いたします。適応となりましたら、糸の挿入位置をデザインします。
麻酔
施術前に麻酔を行います。
施術
麻酔の効果が出ていることを確認のうえ、こめかみの髪の毛の生え際などから糸を挿入し、皮膚や筋膜を引き上げて固定します。
術後注意説明
生活上の注意点についてご説明します。不明点や疑問点はお気軽にご相談ください。
料金
料金
スレッドリフト(糸によるリフト) | 料 金 |
---|---|
VOVリフト | 55,000円 |
アルテミスリフト(カスタマイズ) | 300,000円 |
- ※本サイトの価格は全て税込表示です。
糸リフト(スレッドリフト)の注意点
糸リフト(スレッドリフト)を受けられない人
- 注入治療で異常が起きたことがある方
- 妊娠中の女性
- 真性ケロイドの方
- 異物反応が生じやすい体質の方
- 麻酔や内服薬のアレルギーがある方
- 糸を挿入する部位に炎症を伴う感染症がある方
- 血液凝固障害がある方
- 心臓や腎臓、循環器などに重篤な疾患がある方
- そのほか、医師が安全に施術ができないと判断する基礎疾患がある方
施術前後の注意点(ダウンタイム中の過ごし方)
- 激しい運動や高周波温熱療法は血行を促すことで腫れの悪化を招くため、術後2週間程度は控えてください。
- 術後1ヶ月は、大きな口をなるべく開けないようにしてください。
糸リフト(スレッドリフト)に関するよくある質問
糸リフト(スレッドリフト)の影響で皮膚の表面に違和感が出ることはありますか?
肌の状態やどの程度引き上げるかに応じて、皮膚の表面に違和感が出ないように施術方法をご提案しております。熟練の医師が適切な方法をご提案いたしますのでご安心ください。
糸リフト(スレッドリフト)で脂肪を減らすことはできますか?
糸リフトは肌を引き上げる施術であり、脂肪の量を減らすことはできません。脂肪を減らしたい場合は、脂肪吸引との併用をおすすめします。
糸リフト(スレッドリフト)を受けたことを周囲の人に気づかれる心配はありますか?
糸リフトは比較的腫れや内出血が少ないうえに、切開によるフェイスリフトと比べて即効性が低いため、急激な変化が起こりません。そのため、周りの人に気づかれる心配はないでしょう。
糸リフトの施術は安全ですか?
糸リフトは、経験豊富な医師が行えば安全と考えられます。信頼できる医師を見極めるとともに、不明点や疑問点は事前に解消することが大切です。当院では、実績豊富な医師が患者さまの状態を踏まえて糸リフトが可能かどうか判断し、不明点や疑問点にも丁寧に回答しております。
糸リフトの施術は誰に適していますか?
糸リフトは、軽度~中等度のたるみやしわが気になる方に適しています。ただし、個人の状態や希望によって糸リフトがベストな選択ではない場合もあるため、まずはお気軽にご相談ください。
糸リフトの施術は痛いですか?
糸リフトの施術前に局所麻酔で感覚を麻痺させるため、強い痛みを感じる心配はほとんどありません。ただし、痛みの感じ方には個人差があります。
糸リフトは効果がどのぐらい持続しますか?
糸リフトの効果の持続期間は個人差がありますが、3年に1回程度の頻度で再施術すると効果を持続できます。そのため、2~3年程度が持続期間と考えてよいでしょう。ただし、急に効果が失われるのではなく、少しずつ元の状態に戻っていきます。たるみやしわが以前よりも増えたように感じた場合は、再施術のタイミングと言えるでしょう。
効果を維持するために、いつ施術を受ければよいかについても丁寧にご説明いたしますので、まずはご相談ください。
糸リフトの施術後、日常生活に制限はありますか?
糸リフトの施術後は、顔の激しい動き、激しい運動などが制限されることがあります。間違った行動はトラブルにつながるため、医師の指示に従って過ごすことが大切です。
糸リフトの施術後に起きた内出血は残りますか?
内出血は数日かけて自然に治まります。強い炎症が起きると色素沈着の恐れがありますが、内出血は皮膚の表面ではなく血管のトラブルのため、そのような心配はありません。施術後に起きたトラブルについて、対応方法がわからない、放置してもよいか不安といった場合は、一度ご連絡いただければ対応いたします。