膣のヒアルロン酸注射
- 膣のヒアルロン酸注射とは
- 膣のヒアルロン酸注射がおすすめの人
- 膣のヒアルロン酸注射のメリット・デメリット
- 十仁美容整形の膣のヒアルロン酸注射について
- 施術の詳細
- 施術の流れ
- 膣のヒアルロン酸注射の注意点
- 膣のヒアルロン酸注射に関するよくある質問
膣のヒアルロン酸注射とは
加齢や出産によって膣がゆるむことがありますが、性生活に影響が出たり、入浴中にお湯が膣に入ったりと、さまざまなトラブルに繋がります。このようなお悩みを改善するのが膣のヒアルロン酸注射です。まずは膣のヒアルロン酸注射について詳しく見ていきましょう。
膣内の壁にヒアルロン酸を注入
膣のヒアルロン酸注射は膣の入口から奥までの壁にヒアルロン酸を注入します。ヒアルロン酸を注入することで膣の幅が狭くなり、ふっくら肉厚で締まりの良い膣に近づけます。
膣のヒアルロン酸注射は注入直後から効果を期待でき、施術時間が短いのも特徴です。また、ヒアルロン酸には高い保水効果があるため膣に弾力が生まれ、乾燥によるヒリヒリ感の改善にも効果が期待できます。
切開を伴わないため施術後のダウンタイムもほとんどなく、お身体の負担も少ない施術です。
出産による膣のゆるみを引き締める施術
出産時には膣が通常よりも広がり、赤ちゃんが通りやすくなります。一般的には出産後6〜8週間ほどで膣が収縮し広がりが戻っていきますが、完全に元の状態に戻ることはありません。そのため、出産後は膣壁の圧力や弾力が低下してしまいゆるんだ状態になります。
膣のヒアルロン酸は物理的に膣のゆるみを引き締めるため、出産を経験した女性に特に人気の高い施術です。
感度を良くすることも可能
膣のヒアルロン酸注射は膣が引き締まるため、性行為の際のご自身の感度を上げることができます。また、膣壁の圧力によってパートナーの感度も高まるため性行為の満足度もアップするでしょう。なお、ヒアルロン酸はジェルのように柔らかい感触のため、膣壁に注入してもパートナーに気づかれる心配はほとんどありません。最近流行りの膣トレーニング(膣トレ)よりも早く変化が欲しい方に特におすすめの施術です。
膣がゆるむ5つの原因
膣がゆるむ原因は主に5つありますが、いつもの習慣を見直すことで膣のゆるみを緩和させることができます。
<加齢>
加齢に伴い女性ホルモンの分泌量は低下します。その結果筋力が低下し、膣の乾燥が進んでしまうのです。加齢による女性ホルモンの低下には栄養バランスのとれた食事や女性ホルモン補充療法などが効果的だと考えられています。
<出産>
出産時には骨盤が大きく開くことで赤ちゃんが産道を通りやすくなります。しかし、骨盤が開くことで骨盤周辺の筋肉(骨盤底筋)がゆるみ、膣のゆるみにも繋がるのです。
<姿勢>
歪んだ姿勢は骨盤底筋に負担がかかり、膣のゆるみに繋がる可能性があります。
<運動不足>
運動不足は骨盤内の血流を悪くしたり、膣の筋力低下を引き起こしたりします。その結果、膣のゆるみに繋がるのです。
<便秘・頻尿>
排便時にいきんだり、頻繁に排尿したりすることで、骨盤底筋に負担がかかり膣のゆるみに繋がります。
膣のヒアルロン酸注射がおすすめの人
- 出産後に膣のゆるみが気になるようになった
- 膣のゆるみをパートナーから指摘された
- 性行為で感じにくくなった
- パートナーが気持ち良いと思っているのか不安
- 性行為の満足度を高めたい
- 性行為でヒリヒリとした痛みを感じる
- 即効性が欲しい
- 切る手術には抵抗がある
- ダウンタイムの少ない施術を受けたい
- お風呂に入ると膣にお湯が入る
- 尿漏れが気になるようになった
- 膣の乾燥が気になる
- 膣の臭いが気になる
膣のヒアルロン酸注射のメリット・デメリット
膣のヒアルロン酸注射のメリットとデメリットをお伝えします。施術をご検討中の方は、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解しておきましょう。
膣のヒアルロン酸注射のメリット
- 膣のゆるみを引き締める
- 性生活の満足度が上がる
- 膣の乾燥を改善できる
- 尿もれを改善できる
- 切る必要がない
- すぐに効果を感じられる
- 今後出産を考えている方も受けられる
膣のヒアルロン酸注射のデメリット
- 効果の持続期間には限りがある(1〜2年程度)
十仁美容整形の膣のヒアルロン酸注射について
当院の膣のヒアルロン酸注射の特徴についてお伝えします。
長年の経験と確かな技術による施術
当院は女性器の美容整形を数十年にわたり行ってきたクリニックです。女性器の美容整形は最近急激に注目が集まってきた施術ですが、当院では注目される以前から施術を行ってまいりました。当院ではこれまでの数十年で培ってきた確かな技術と高い専門性を用いることで、患者様に最適な治療のご提案が可能です。
女性スタッフの丁寧なカウンセリング
当院には幅広い年齢層の患者様がさまざまなお悩みを抱えてご来院されます。お一人おひとり異なるお悩みをお持ちのため、時間をかけて丁寧にカウンセリングをさせていただきます。
例えばお風呂に入ったときに膣にお湯が入るのを防ぎたいのか、性行為の満足度を高めたいのかなど、年齢や状況によっても施術方法やヒアルロン酸の注入量は異なります。当院ではご希望を細かくヒアリングすることで、患者様の理想に近い膣の形成が可能です。
デリケートゾーンのお悩みは人には言いづらいですが、お一人で悩まずまずはお気軽に当院までご相談ください。
Gスポットなど特定の部位への注入も可能
当院ではご希望に合わせて膣内の特定の部位への注入も行っております。例えばGスポット(膣の入口から3〜5cmほど奥の恥骨側)は、刺激することで気持ちよさを感じるといわれる部位です。
ヒアルロン酸をGスポットにピンポイントで注入すると、膣壁がふくらむため刺激を感じやすくなり、ご自身の快感が高まります。さらに、パートナーも刺激を受けやすくなるため、性生活の満足度を高めることが可能です。
Gスポットへのヒアルロン酸注入は、今よりさらに性生活を良くしたいと思っている方におすすめの施術方法といえます。
〜十仁美容整形の歴史と実績について〜
当院は1938年に外科・泌尿器科として開院しましたが、美容整形の研究も長年続けていました。戦後には美容整形外科を含む総合病院として診療を開始し、初代院長は日本の美容医療の普及にも尽力しております。その結果、1978年の国会で美容整形が正式に認められるようになったのです。
当院は美容整形分野のパイオニアとして歴史と実績を積み重ねてまいりました。また、常に最新技術を取り入れることで、患者様に最適な治療をご提供しております。
当院にはリピートしてくださる患者様が多く、親子2代で施術を受けてくださる方もいらっしゃいます。信頼を最も大切にしてきたからこそ、多くの患者様に選ばれているのです。
長年地域の皆様に愛されてきた当院だからこそできる、患者様に寄り添った診療をぜひ体感してください。
施術の詳細
施術時間 | 15分程度 |
麻酔 | 局所麻酔 |
入院の必要 | 不要 |
術後の通院 | 不要 |
痛み | 麻酔の注射時にチクッとした痛みがあります。 |
傷跡 | 膣内への注射のため傷跡は見えません。 |
シャワー・入浴 | 施術当日から可能です。湯船での入浴は施術翌日からとなります。 |
性行為 | 施術から1週間は控えてください。 |
ダウンタイム・リスク・副作用について
- 腫れ
- 内出血
- アレルギー
- 感染
- 出血
施術の流れ
(1)ご来院・カルテ記入
ご来院後カルテをご記入いただきます。
(2)ドクター診察
ドクターによる診察を行い、既往歴等についてお伺いします。
(3)カウンセリング&デザイン
カウンセリングにて患者様のご希望をお伺いし、ヒアルロン酸の注入部位や注入量などを決めていきます。
(4)麻酔
施術前に麻酔を行います。
(5)施術
麻酔が効いていることを確認し、施術を開始します。
(6)術後注意説明
施術後の経過やアフターケアの方法、注意点についてご説明します。
膣のヒアルロン酸注射の注意点
膣のヒアルロン酸注射を受けられない人
- 妊娠中、妊娠の可能性のある方
- 授乳中の方
- 全身性の神経・筋肉疾患をお持ちの方
施術前後の注意点
- 感染を起こす可能性があるため施術後1週間は性行為を控えてください。
- 施術翌日からお仕事は可能ですが無理のないようご注意ください。
膣のヒアルロン注射は、施術当日の熱いお風呂・サウナ・激しい運動・アルコール摂取などを避けるようにしてください。また、施術部位は清潔に保つようにしてください。性交渉は施術の1週間後から可能となりますが、無理のないようご注意ください。
膣のヒアルロン酸注射に関するよくある質問
膣のヒアルロン酸注射は一回で何cc程度注入しますか?
膣のヒアルロン酸注射は部分的に注入する場合は1ccから、膣全体への注入は20〜50cc程度注入することが多いです。患者様のご希望に合わせて注入量や注入範囲を決定いたします。
生理中でも膣のヒアルロン酸注射は受けられますか?
膣のヒアルロン酸注射は生理中を避けて受けていただくほうがよいでしょう。膣壁にヒアルロン酸を注入する際に出血が起こるケースがあり、生理の出血と見分けることが難しくなるためです。絶対にできないわけではありませんが、できれば日程を変えてお受けいただくことを推奨しております。
施術を受けた後に元に戻すことは可能ですか?
ヒアルロン酸を溶かす薬(ヒアルロニダーゼ)を注入することで元に戻すことが可能です。
タンポンの使用や性行為によってヒアルロン酸の位置は移動しますか?
膣壁に注入したヒアルロン酸がタンポンや性行為によって移動することはありません。
婦人科検診に影響は出ませんか?
ヒアルロン酸注射自体は婦人科検診(子宮頸がん検診等)に影響を及ぼしません。しかし、検診を受ける前には医師にヒアルロン酸注射を受けたことを伝えるようにしましょう。
ヒアルロン酸注入で起こる石灰化やしこりが起こる可能性はありますか?
ヒアルロン酸を注入した部位周辺に被膜(カプセル)ができたり、石灰化したりする可能性はゼロではありません。しかし非常に稀な現象となります。万が一被膜や石灰化が起こった場合はヒアルロン酸を溶かす薬で対処することが可能です。
ヒアルロン酸注入後はいつから運動や自転車が可能になりますか?
膣のヒアルロン酸注射は施術翌日から運動や自転車に乗ることができるようになります。
ヒアルロン酸注入後はプールや温泉に入れますか?
膣のヒアルロン酸注射は施術翌日からプールや温泉に入っていただけます。
膣のヒアルロン酸注射は出産に影響しますか?
膣のヒアルロン酸注射が出産に影響を与えることはないため、将来妊娠・出産をご希望の方にもお受けいただけます。
膣のヒアルロン酸注射はパートナーにバレませんか?
膣に注入するヒアルロン酸は柔らかく膣の粘膜に馴染むため、異物感を覚えることはほとんどありません。そのためパートナーにもバレにくいといえるでしょう。しかし、感覚には個人差があるため絶対にバレないとは言い切れません。なお、ヒアルロン酸注入によって被膜(カプセル)やしこりができた場合にはヒアルロン酸溶解注射で溶かすことをおすすめします。
膣の引き締めには他にどのような施術がありますか?
膣を引き締める施術にはヒアルロン酸注射の他に、脂肪注入、切開による膣縮小手術、レーザーによる施術があります。
脂肪注入:ご自身の脂肪を膣壁に注入します。
膣縮小術(切開):膣を縫い縮めます。
レーザー:膣内にレーザーを照射しタイトニングや弾力性をアップさせます。
どの施術方法が適しているかは患者様のお悩みやご希望によって異なりますが、ヒアルロン酸注射はダウンタイムが短く比較的手軽に受けられる施術といえます。