ヴェルベットスキン
- ヴェルベットスキンとは
- ヴェルベットスキンがおすすめの人
- ヴェルベットスキンをおすすめできない人
- ヴェルベットスキンのメリット・デメリット
- 十仁美容整形のヴェルベットスキンについて
- 施術の詳細
- 施術の流れ
- ヴェルベットスキンの注意点
- ヴェルベットスキンに関するよくある質問
ヴェルベットスキンとは
ヴェルベットスキンは、ダーマペン4とマッサージピールを組み合わせることで、肌にハリやツヤを与えつつ、毛穴の引き締めやニキビ跡の改善などの効果を実現する治療法です。ダーマペン4で肌に極小の穴を開け、そこにマッサージピールの有効性部分が肌の奥深くまで浸透することで美容効果を発揮します。
さらに、ダーマペン4によって空いた穴が修復する過程でターンオーバーが促され、施術箇所の肌の状態が整います。
ダーマペンとは
ダーマペンとは、極細の針がついたペン型の器具で肌に穴を開け、自然治癒力を利用して肌の状態を整える治療法のことです。ターンオーバーが促されることで肌のハリやツヤ、毛穴の引き締めなどの効果が現れます。また、ダーマペンの針は、線維芽細胞を刺激することでコラーゲンの生成を促します。その結果、肌の弾力が高まり、毛穴や肌の引き締め効果が現れるのです。
針の直径は0.20mmと極細のため、目に見えて穴が空くことはありません。また、裁縫針で刺したような痛みを感じることなく受けていただけます。
マッサージピールとは
マッサージピールとは、「PRX-T33」という薬剤をマッサージで肌に浸透させて、美容効果を得る治療法のことです。PRX-T33の主成分は、過酸化水素、コウジ酸、トリクロロ酢酸で、それぞれ次のように作用します。
・トリクロロ酢酸……線維芽細胞を刺激することでコラーゲンの生成を促進させる
・過酸化水素……トリクロロ酢酸の副作用である炎症作用を抑える
・コウジ酸……シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑制する
シンプルな成分構成のため、アレルギー体質の方にも受けていただきやすい治療法です。
ヴェルベットスキンのメカニズム
ヴェルベットスキンは、最初にダーマペンで肌に微細の穴を開けます。この穴は肌の自然治癒を刺激し、線維芽細胞の活性化とコラーゲン生成を促進します。これにより、肌質の改善効果が期待できます。続いて、マッサージピールで有効成分を肌に浸透させ、線維芽細胞を刺激することでコラーゲンの生成をさらに促します。
ヴェルベットスキンに期待できる効果は、ニキビの炎症によるクレーター状の陥没や、加齢によるたるみ毛穴、くすみ、小じわなどの改善です。
皮膚の真皮層にアプローチし、コラーゲンの産生を促進することでニキビ跡が目立ちにくくなります。また、毛穴のたるみの改善にもつながり、滑らかな肌を取り戻すことができます。くすみは、肌の治癒力の向上によりメラニン色素の排出が促され、さらにマッサージピールで使用する薬剤のコウジ酸がメラニンの生成を抑制します。
このように、肌の加齢やトラブルに対してトータル的にアプローチできるのがヴェルベットスキンの特徴です。
ヴェルベットスキンに期待できる効果
- 肌の引き締め
- 毛穴の引き締め
- 肌のツヤの改善
- ニキビ跡の改善
ヴェルベットスキンがおすすめの人
- 顔のたるみが気になる
- 毛穴開きが気になる
- 肌が乾燥しやすい
- ダウンタイムはなるべく避けたい
ヴェルベットスキンをおすすめできない人
- 重度のたるみを大きく改善したい方
- 重度のシミを改善したい方
- 深いシワを改善したい方
ヴェルベットスキンのメリット・デメリット
ヴェルベットスキンはトータルビューティーを実現できる優れた治療法である一方で、いくつかのデメリットもあります。万能な治療法は存在しないため、自身に適した治療法かどうかを見極めることが大切です。
ヴェルベットスキンのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
ヴェルベットスキンのメリット
ダウンタイムが短い
ヴェルベットスキンのダウンタイムは3~7日程度と短いため、日常生活に大きな支障はありません。また、ダウンタイム中に現れる症状も一時的な赤みやほてり、腫れなどにとどまります。施術箇所をマスクやサングラス、メイクなどで隠すことも可能です。
トータルビューティーを実現できる
ヴェルベットスキンはトータルビューティーを追求する方に適しています。通常のピーリング治療では難しいとされるシワや毛穴のたるみにも効果を発揮し、ニキビ跡や毛穴の改善にも効果的です。
また、メラニン生成を抑制し、シミやくすみを改善すると同時に、ターンオーバーやコラーゲン生成を促進することで、肌全体の美しさと健康を実現します。
効果が現れるまでが早い
ヴェルベットスキンは、施術後に効果が速やかに現れます。事前にダーマペンで肌に微細な穴を開けるため、マッサージピール単体の施術よりも効果的に美容成分を肌の深層に導入できます。
肌質の改善や毛穴の引き締めなどの効果が速やかに現れるため、効果を維持するために通院することに対するモチベーションを維持しやすいでしょう。
ヴェルベットスキンのデメリット
効果の維持には複数回の施術が必要
ヴェルベットスキンは1回の施術で効果が期待できるものの、長期的な効果を求める場合は複数回の施術が必要です。毛穴開きやクレーターのニキビ跡など、コラーゲンの促進によって改善が期待できる症状が気になる場合は、4~6回以上は施術を受けた方がよいでしょう。
ただし、体質によって受ける回数や頻度が異なるため、まずはお気軽にご相談ください。
深いしわや重度のたるみは改善できない
ヴェルベットスキンは、コラーゲンの生成を促すことで美容効果を発揮する治療法です。深いしわや重度のたるみは、コラーゲンの生成を促すだけでは大きく改善することはできません。フェイスリフトのような、糸やメスを使った施術が必要です。
十仁美容整形のヴェルベットスキンについて
十仁美容整形では、次のこだわりのもとでヴェルベットスキンを行っています。
細かな部分まで丁寧に施術
ダーマペンは細かなところにも施術できますが、施術範囲が狭くなるほどに優れた技術が求められます。当院は、豊富な経験によって培った技術により、細かな部分まで的確かつ丁寧に施術いたします。
目元の小じわやちりめんじわ、小鼻周りのしわなど、細かな部分のお悩みもご相談ください。
豊富な経験に基づいた的確な手技
ヴェルベットスキンは、ダーマペンの施術の後にマッサージピールを行います。薬剤をマッサージによって肌へ浸透させるため、技術が効果に影響を及ぼします。十仁美容整形は美容クリニックとして長い歴史があり、国内外から多くの方にご来院いただいております。
さまざまな症例に対応してきた経験により、マッサージピールの効果を引き出せるマッサージ方法で施術いたします。
他の治療法とのトータル的なご提案が可能
ヴェルベットスキン施術を他の治療法と組み合わせることで、治療の相乗効果が期待できます。たとえば、ヴェルベットスキン施術後にボトックスを使用することで、しわや表情ジワの改善効果を高めることが可能です。当院では、豊富な経験を持つ医師が患者さまのお悩みや体質などを踏まえ、最適と考えられる治療法をご提案いたします。
施術の詳細
施術時間 | 30~60分 |
麻酔 | なし |
入院の必要 | なし |
術後の通院 | なし |
痛み | 痛みは少ない |
腫れ | 施術直後、軽い赤みがでることがあります |
傷跡 | なし |
ダウンタイム | 3~7日程度 |
シャワー・洗顔 | シャワーは当日から、入浴は翌日から可能 洗顔は6時間後から可能 |
メイク | 通常24時間後から可能 |
リスク・副作用 | ・赤み ・ほてり ・内出血 ・むくみ ・乾燥 ・皮むけ |
施術の流れ
ご来院・カルテ記入
クリニックにご来院後、カルテに必要事項を記入いただきます。
カウンセリング
患者さまのお悩みをお伺いし、診察したうえでヴェルベットスキンが適しているかどうか判断いたします。具体的な治療法やメリット・デメリットなどを詳しくお伝えいたします。
施術
ダーマペンで肌に微細な穴を開けたうえで、マッサージピールを行います。
術後注意説明
アフターケアのほか、術後の注意点をご説明いたします。
ヴェルベットスキンの注意点
ヴェルベットスキンを受けられない人
- 妊娠中や授乳中
- 糖尿病や膠原病の方
- ケロイド体質の方
- 皮膚炎の方
- 金属やコウジ酸などにアレルギーがある方
施術前後の注意点(ダウンタイム中の過ごし方)
- 施術前後1週間は日焼けをしないように紫外線対策を徹底してください。日焼けをしているところに施術すると刺激が強くなります。
- 施術前後1週間は、角質を剥がす作用があるディフェリンゲルや過酸化ベンゾイル配合薬などの使用を控えてください。
- 施術前後2週間は、ピーリング剤やビタミンA(レチノール)、トレイノインなどの使用を控えてください。
- 施術後、肌を強く摩擦すると赤みが増す恐れがあるため注意してください。
- 施術後は一時的に肌が敏感になるため、12時間後から十分に保湿してください。
ヴェルベットスキンに関するよくある質問
ヴェルベットスキンの特徴は何ですか?
ヴェルベットスキンは、ダーマペンとマッサージピールの組み合わせた治療法です。まず、ダーマペンで肌に微細な穴を開け、その後にマッサージピールの薬剤を塗布します。そして、マッサージで薬剤を肌の奥深くへ浸透させることで、肌にハリとツヤがもたらされます。さらに、コラーゲンの産生を促進し、肌や毛穴の引き締めにもつながります。
ヴェルベットスキンは痛みはありますか?
ヴェルベットスキンの施術中には、軽い痛みや熱感を感じることがあるかもしれませんが、通常は我慢できる程度のものです。特に皮膚の薄い部位や骨の近くで感じやすいことがあります。麻酔クリームを使用することで痛みを抑えられますのでご相談ください。
ヴェルベットスキンはどのぐらいで効果が現れますか?
ヴェルベットスキンの効果は施術直後から実感できますが、最も効果が現れるのは施術後1週間後です。肌が引き締まり、ハリやツヤを実感できるでしょう。
ヴェルベットスキンはどれぐらいの頻度で受ければいいですか?
通常、ヴェルベットスキンの施術頻度は1ヵ月に1回が目安です。1ヵ月に5回の施術を1クールとして進めることが一般的で、効果を持続させるためには定期的な施術が必要です。
ヴェルベットスキンは施術後のダウンタイムはどのくらいですか?
通常、ヴェルベットスキンのダウンタイムは3~7日程度です。また、一時的に肌に赤みや腫れが現れることもありますが、ほとんどの人が気にならない程度の症状で済みます。
ヴェルベットスキンはどんな方におすすめですか?
ヴェルベットスキンは、肌のたるみやしわの改善、美肌効果を求める方におすすめです。特に、痛みを抑えたい、外科手術を避けたい、ダウンタイムを取ることができない方に適しています。
ヴェルベットスキンの施術前に特別な準備は必要ですか?
ヴェルベットスキンの施術前には、医師とのカウンセリングを受け、施術の適否を判断する必要があります。また、施術前には洗顔とクレンジングをしていただきます。
ヴェルベットスキンは一度で完了するのですか?
通常、ヴェルベットスキンは1回の施術で効果が得られます。ただし、効果を持続させるためには定期的な施術が必要です。
ヴェルベットスキンは自然な仕上がりになりますか?
はい、ヴェルベットスキンは自然な仕上がりを実現します。効果が徐々に現れ、肌の引き締めやハリ、ツヤの向上が自然な形で実感できます。メスや糸を使う美容施術と比べて他人に気づかれにくい自然な形で効果が現れます。
ヴェルベットスキンは男性にもおすすめですか?
はい、ヴェルベットスキンは男性にもおすすめです。たるみやしわの改善や美肌効果を求める男性にも適しています。自然な仕上がりが求められる方や、外科手術を避けたい方に特におすすめです。
ヴェルベットスキンを受ける際の注意点はありますか?
ヴェルベットスキンの施術前には医師とのカウンセリングが重要です。また、施術後には日焼けや刺激の強いスキンケアを避ける必要があります。医師の指示に従い、アフターケアを適切に行うことで、施術後の結果を最大限に引き出すことができます。